今回はフィリピンボクシング界の英雄。
ボクシング現WBO世界バンダム級王者の「カシメロ選手」について!
カシメロ選手といえば井上尚弥選手との試合延期や
井上尚弥選手に対して侮辱するような発言などで知っている人も多いのではないでしょうか。
11月に行われた井上尚弥vsマロニー戦でも試合後に井上尚弥選手とマロニーを亀と魚に例え
「お互いに海に住んでいる、弱い生き物だ」などと挑発した様子がニュースにもなりました。
そんな強気発言をしたカシメロ選手の戦績や強さはどうなのか?
大口を叩けるような戦績や強さなのか今回徹底的に調べましたのでご覧ください!
井上尚弥選手の次戦の相手として名前が挙がった2名の記事はこちらから
Contents
カシメロの戦績は?
引用先:Getty Images
試合数 | 33戦 |
勝利数 | 29勝 |
敗北数 | 4敗 |
KO勝ち | 20KO |
戦 | 日付 | 勝敗 | 内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 2007年6月3日 | 勝利 | 判定3-0 | プロデビュー戦 |
2 | 2007年8月16日 | 勝利 | TKO | |
3 | 2007年8月26日 | 勝利 | 判定3-0 | |
4 | 2007年12月16日 | 勝利 | KO | |
5 | 2008年1月12日 | 勝利 | 負傷判定3-0 | |
6 | 2008年3月29日 | 勝利 | KO | |
7 | 2008年4月21日 | 勝利 | 判定2-0 | |
8 | 2008年6月12日 | 勝利 | KO | |
9 | 2008年7月17日 | 勝利 | TKO | |
10 | 2008年8月23日 | 勝利 | 判定3-0 | フィリピンPBFフライ級王座決定戦 |
11 | 2008年10月3日 | 勝利 | TKO | WBOアジアパシフィックライトフライ級王座決定戦 |
12 | 2009年5月8日 | 勝利 | 判定3-O | |
13 | 2009年5月28日 | 勝利 | KO | WBOアジアパシフィック王座防衛1 |
14 | 2009年12月9日 | 勝利 | TKO | WBO世界ライトフライ級暫定王座決定戦 |
15 | 2010年7月24日 | 敗北 | 判定1-2 | WBO暫定王座陥落 |
16 | 2011年3月26日 | 敗北 | TKO | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
17 | 2011年10月5日 | 勝利 | TKO | |
18 | 2012年2月10日 | 勝利 | TKO | IBF世界ライトフライ級暫定王座決定戦 |
19 | 2012年8月4日 | 勝利 | 判定2-1 | IBF防衛1 |
20 | 2013年3月6日 | 勝利 | 判定3-0 | IBF防衛2 |
21 | 2013年10月26日 | 勝利 | TKO | IBF防衛3 |
22 | 2014年5月3日 | 勝利 | KO | 体重超過により王座剥奪 |
23 | 2014年12月13日 | 勝利 | TKO | IBF世界フライ級王座挑戦者決定戦 |
24 | 2015年6月27日 | 敗北 | 判定0-3 | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
25 | 2016年5月25日 | 勝利 | KO | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
26 | 2016年9月10日 | 勝利 | TKO | IBF防衛1 |
27 | 2017年6月25日 | 勝利 | 判定3-0 | |
28 | 2017年9月16日 | 敗北 | 判定0-3 | IBF世界スーパーフライ級王座挑戦者決定戦 |
29 | 2018年7月21日 | 勝利 | TKO | |
30 | 2019年2月16日 | 勝利 | TKO | |
31 | 2019年4月20日 | 勝利 | KO | WBO世界バンタム級暫定王座決定戦 |
32 | 2019年8月24日 | 勝利 | KO | WBO暫定防衛1 |
33 | 2019年11月30日 | 勝利 | TKO | WBO世界バンタム級王座統一戦 WBO暫定防衛2 |
34 | 2020年9月26日 | 勝利 | TKO | WBO防衛3 |
カシメロの戦績は33戦29勝(20KO)4敗でした。
これって強いのか、弱いのかどっちなの?ってなりますよね。
調べればこのぐらいの戦績は日本にもいます。
ですが注目してほしいのは後半の試合は世界戦だということです。
しかも「ベルト」をかけたトップとの試合です。
その試合も含めてこの成績はやはりトップレベル。
現に勝ち続け獲得したタイトルは4つにも上ります。
最近の戦績では2年前から負けなし。
WBO世界バンダム級王者に降臨してからも3度の防衛に成功しています。
カシメロの獲得タイトル一覧
カシメロ獲得タイトル
- フィリピンPBFフライ級王座
- WBOアジア太平洋ライトフライ級王座
- WBO世界ライトフライ級暫定王座
- IBF世界ライトフライ級暫定王座
- IBF世界ライトフライ級王座
- IBF世界フライ級王座
- WBO世界バンタム級暫定王座
- WBO世界バンタム級王座
WBO世界ライトフライ級王者
IBF世界ライトフライ級王者
WBO世界バンダム級王者
カシメロ選手は井上尚弥選手と同じく三階級を制覇しているボクサーです。
これだけのタイトルを獲得しているのですから実力に申し分はないでしょう。
国内や地域タイトル、暫定王座も合わせると8つのタイトルを獲得しています。
井上尚弥選手を挑発する実力があるってことですね。
カシメロのボクシングの階級は?
まずはボクシングの階級をおさらいしましょう。
下の図でボクシングの階級が分かります。
階級名 | 体重(ポンド) | 体重(kg) |
ヘビー級 | 200ポンド以上〜 | 90.719kg〜 |
クルーザー級 | 175〜200ポンド | 79.379〜90.719kg |
ライトヘビー級 | 168〜175ポンド | 76.204〜79.379kg |
スーパーミドル級 | 160〜168ポンド | 72.575〜76.204kg |
ミドル級 | 154〜160ポンド | 69.853〜72.575kg |
スーパーウェルター級 | 147〜154ポンド | 66.678〜69.853kg |
ウェルター級 | 140〜147ポンド | 63.503〜66.678kg |
スーパーライト級 | 135〜140ポンド | 61.235〜63.503kg |
ライト級 | 130〜135ポンド | 58.967〜61.235kg |
スーパーフェザー級 | 126〜130ポンド | 57.153〜58.967kg |
フェザー級 | 122〜126ポンド | 55.338〜57.153kg |
スーパーバンタム級 | 118〜122ポンド | 53.524〜55.338kg |
バンタム級 | 115〜118ポンド | 52.163〜53.524kg |
スーパーフライ級 | 112〜115ポンド | 50.802〜52.163kg |
フライ級 | 108〜112ポンド | 48.988〜50.802kg |
ライトフライ級 | 105〜108ポンド | 47.627〜48.988kg |
ミニマム級 | 105ポンド以下 | 47.627kg以下 |
カシメロ選手が有名になった理由はWBO世界バンダム級王者だからです。
バンダム級やライト級は階級で言えば下の方ですが、日本人選手のトップはここら辺の階級で戦います。
なので戦う相手選手もこの階級レベルの人が有名になってきます。
日本人がボクシングヘビー級で目立つことなんてあまり聞かないですもんね。
有名なガッツ石松さんでさえ、ライト級王者でした。
カシメロの強さはなに?
カシメロ
井上とモロニーなど亀と魚だ。亀が魚を食うことはわかりきっていた。それに7ラウンドも時間がかかっただけだ。
カシメロ嫌悪が日本は多いが、このくらい挑発してくれないと面白くないし、カシメロは試合前からモロニーなど相手にならないと言っていた。つまり井上を評価しているという事。 pic.twitter.com/0Myvo6tFpI
— プクー (@pukubox) November 3, 2020
攻撃のバリエーションが多彩で前に来るスピードも早い
井上選手の方がスピードは速いと思いますが油断ならない相手です。
一発が重いパワー系のスタイルも魅力があります。
ですが、一発が大きい分、パンチが大振りになることも・・・
スピードで相手をほんろうするタイプよりかは、パワー系スタイルの選手といった感じですね。
井上尚弥選手もカシメロに挑発されたあとはこんなツイートをしています。
あんな大振りでは俺に当てる事はできないだろう。。。
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) September 27, 2020
カシメロのプロフィール
名前:ジョンリル・リポンテ・カシメロ
階級:バンダム級
生年月日:1989年2月13日(31歳)
出身:フィリピン
身長:163cm
スタイル:オーソドックス
カシメロに対してみんなの反応
WOWOWで放送したカシメロVSテテをフルラウンド見たがカシメロ強いな。 pic.twitter.com/dgBjsvkVwn
— D (@XHiznZ7AxgZAbnD) January 9, 2020
こんだけ隙のないマロニーKOしたんだからカシメロじゃ相手ならんと思う
— タオ (@i1rak) November 1, 2020
カシメロは戦績以上に危険な相手だ。三振かホームランのタイプだから、ガチで危険。
— 織田勇太 (@deflation2009) January 31, 2020
カシメロの戦績 全て見た。やはりスロースターターだから尚弥は早めにKOで倒して欲しい💪 カシメロ4敗してるがTKOでムザラネに負けた1戦以外は判定負け。けっこうタフネスかも。でも尚弥は圧勝する✌
— アッキー☺ (@ku4n8r9gm27xxEx) February 5, 2020
やはりみんなの意見もカシメロはパワー系という感じ!
スロースターター的な事もかかれていたので
後半戦まで持ち越すとカシメロの本領が見れるのかも知れないですね。
カシメロの戦績や強さは?まとめ
以上がカシメロの戦績や強さについてでした。
井上尚弥選手を挑発するレベルの強さはもっているみたいですね!
カシメロはスピードで相手をほんろうするタイプよりかはパワー系という事もわかりました。
カシメロと井上尚弥選手の試合は是非みたいですね。
早く見れる機会が来ることを願っています!
最後までご覧いただきありがとうございました。